2004年に群馬の森に建立された朝鮮人追悼碑は、2024年1月に行政代執行により撤去されました。このプロジェクトは、AR(Augmented Reality = 拡張現実)技術によって、再びこの場所にヴァーチャルな追悼碑を建立します。碑があった場所にデバイスをかざすと、そこに原寸のヴァーチャルな追悼碑が出現します。たとえ碑が撤去されても、過去の事実と記憶、そしてこの「場所」を消すことはできません。人々の想いによって「碑」はここに存在し続けます。